避妊・避妊検査|京都市中京区西木屋町の婦人科|保科医院

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避妊・妊娠検査

避妊について

避妊について

避妊手術

避妊はほぼできるといえますが、一度してしまうと元に戻せません。
女性の避妊手術は卵管結紮といいおなかの中の手術になります。
男性の避妊手術(パイプカット)は睾丸(キンタマ)の裏にある輸精管(精子を運ぶ管)を切って結ぶ手術ですので女性に比べて楽にすみます。ただ、切ったあと数回~10回くらいの間は精のうに残った精子が出ますので気をつけましょう。

バリア法

コンドーム

日本でよく使われている避妊法です。正しい使い方をすれば避妊効果が得られますし性感染症の予防にもなります。ただ性交渉の途中でつけたりすると避妊効果が下がります。精子は最後だけに出るものではありません、先走り液(がまんじる)の中にも精子はいます。だからコンドームをつける時は初めからつけましょう。
男まかせの避妊方法なのが欠点です。

女性用コンドーム

あまりなじみのない方法です。見た目が悪く、ここに入れないとダメという感じです。

女性用コンドーム
女性用コンドーム

膣外射精(外だし)

避妊のうちには入りません。

子宮内避妊具(IUD)リング

子宮の中に小さな器具を入れて避妊をする方法です。費用は25,000円(税込)で、治療回数は1回です。3~5年毎に交換が必要です。

利点
  1. 男性の協力を必要としない。
  2. 薬(ピル)のように毎日飲む必要がないしホルモン剤による副作用がない。
  3. 授乳中(産後6週以後から)つかえる。
欠点
  1. 月経の量が増えたり日にちが長くなったりすることがある。
  2. 生理痛が強くなったりすることがある。
  3. 排卵はおこりますので子宮外妊娠の可能性はあります。(増えるわけではありません)
  4. 自然に抜けることがあるそうです。
IUD

ピル(経口避妊薬)

ホルモンの状態を軽い妊娠のようにしてしまうことで、排卵をおさえてしまいます。そのため子宮外妊娠を含めて妊娠という状態になることは、まずありません。また将来の妊娠に影響はありません。

種類

  1. 薬の中に含まれている女性ホルモンの量により高、中、低用量ピルの3種類があります。ホルモン量が多いほど起こるかもしれない副作用のリスクが高くなる一方、生理の日をずらしたりしやすい利点もあります。
  2. 低用量ピルが主流で、低用量ピルには21日型と28日型があります。21日型は1カ月に7日間薬を飲まない日がありますが、28日型ではその7日分、女性ホルモンの入っていない錠剤が入っています。
ピル(経口避妊薬)
利点
  • 避妊効果が高い。
  • 生理痛が軽くなり生理の量がへる。
  • 生理を遅らせたり、早めたりできる。
  • 卵巣がん、子宮体がんの予防。
  • 子宮内膜症の治療にもなる。
欠点
  • 軽いつわりのような症状(ムカムカしたりだるかったりする)
  • 毎日忘れずに飲まないといけない。
  • ピル萎縮といって長期にピルを飲むと子宮が小さくなって元に戻るのにしばらく(数カ月~1年ほど)かかる。
  • 血栓性静脈炎(血管がつまる病気)が起こることがあります。
  • 心筋梗塞が起こることがあります。
  • 乳がんが増えるといわれています。
  • 子宮頸がんが増えるといわれています。

 

緊急避妊法(Emergency contraception)アフターピル

コンドームが破れた時やその他の避妊に失敗したときに使う方法です。
避妊を失敗した時から72時間以内にまず1回服用し、そこから12時間後にもう1回薬を服用すれば、ほぼ妊娠を防ぐことができます。

使用薬剤 中容量ピル(プラノバール、ドオルトン)なら2錠を1回分として使用。
三相性低用量ピル(トリキュラー、トライデオール、etc)なら12錠目から21錠目の部分の4錠を1回分として使用します。
方法 上記のピルを避妊に失敗した時から72時間以内のできるだけ早い時間にまず1回、1回目を服用した時から12時間後にもう1回服用します。
欠点
  1. 効果は100%ではありません。
  2. 気持ちが悪くなることが多く、吐くこともあります。
  3. 服用後、約2~5日後に不正出血することがあります。
  4. 乳房が張って痛くなることがあります。
  5. 次の生理が遅れることがあります。
  6. 血栓症(血管の詰まる病気)のある人には使えません。
その他 ①1回目2回目どちらも服用後3時間以内に吐いてしまったら、もう1回服用してください。
②すでに妊娠している人には効果はありません。
③もし妊娠した場合、奇形の発生率は服用していない人に比べ増える危険性があります。
費用 料金案内のページでご確認ください

妊娠検査について

妊娠反応

妊娠する事によって出てくるホルモンを尿で調べる検査で、薬局で売っている妊娠反応試薬でも十分に診断できます。ただし妊娠した日(セックスした日)から約2週間たたないと反応しませんので、知りたい日があるならその日から2週間以上たってから調べましょう。
子宮外妊娠ではホルモンの量が少なく反応しない場合があります。

料金は尿検査3,000円(税込)、超音波断層4,000円(税込)で検査回数は1回です。