梅毒|京都市中京区西木屋町の婦人科|保科医院

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梅毒

梅毒について

原因

梅毒トレポネーマという病原体によって起こる病気で淋病とともに昔から性病として知られています。コロンブスがハイチ諸島からヨーロッパに持ち帰り広がった病気といわれています。

感染経路

  • 性行為
  • 梅毒の皮膚病変のある口で舐められたり、手で触られたりしてもうつることがあります。
  • 母子感染もありますが妊娠初期に治療すれば赤ちゃんに感染しません。
  • 注射のまわし打ちでも感染します。

症状

第1期梅毒
感染して約3週間で小さな傷(硬性下疳:痛みがないのが特徴です)ができます。そして感染した場所のリンパ腺(性器なら足の付け根のリンパ腺、口なら首のリンパ腺)が腫れますがこれらの変化は数週間で消えます。
第2期梅毒
乾癬様第2期梅毒
乾癬様第2期梅毒
手掌の乾癬様第2期梅毒
手掌の乾癬様第2期梅毒

感染後3カ月ごろから梅毒トレポネーマが全身に広がり全身性にバラ疹、脱毛、扁平コンジロームなどの皮膚の変化が現れますがこれらも数週間から数カ月で消えてしまいます。
その後、何年もかかり脳神経を侵し真っすぐ歩けなくなったりしてしまいます。

検査方法

血液検査がよく使われていますが、感染してから3週間しないと検査をしてもわかりませんので心配なことがあってから3週間以上たって検査を受けてください。
またこの検査は梅毒でなくてもたまに陽性になることがあります。

治療方法

抗生物質の内服
第1期は2~4週間では、第2期では4~8週間で改善します。